このシリーズでは、ペコラビールの開店1周年(2024年1月28日)を記念して1stバッチから12thバッチ(11thバッチ、12thバッチのリリースはこれから)までを振り返る記事を連載中です。製造過程やビールへの想いなどをご紹介しています。
第3回目は「#003 PECORA IPA」です。
「West Coast IPA」や「American Pale Ale」といった一般的なビアスタイルを商品名とした1stバッチ、2ndバッチとは一線を画し、堂々とブランド名である「PECORA」を名乗り出たのがこちらの「PECORA IPA」です。
Malt:Extra Pale
Hop:Columbus, Mosaic, Riwaka
Yeast:BRY-97
ハイアルコールな1stバッチに対して、スタンダードなアルコール度数のIPAが欲しいなと思いビールの設計を始めました。
1stバッチは液色の濃いオールドスクールなIPAがコンセプトでしたが、このPECORA IPAは麦芽由来の色や香りをできるだけ抑えてホップの香りにフォーカスを当てるニュースクールなIPAをコンセプトにしました。そのため麦芽は色が淡めなExtra Paleを選択。
ホップはアメリカとニュージーランドホップの中でも極めて人気のあるMosaicとRiwakaを選択しました。煮沸中に3回、煮沸後に80℃のワールプールホッピング、発酵後のドライホッピングで香りを付与しています。
アロマとフレーバーは期待通りとてもトロピカルなIPAとなりました。Columbusはビタリングに使用。USとNZホップを使用した淡いIPAなので、スタイルは厳密にはNew World IPAとなります。
このバッチから自作したホップドーザーを使用し始めたため、ドライホッピング時に酸化するリスクが低くなったはずです。
商品ページはこちら↓
※現在3rdバッチは提供しておりません。
以上、「#003 PECORA IPA」についての振り返りでした。
次回の記事もお楽しみに!
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